あばれ太鼓 / 坂本冬美
昭和62年(1987年)
唄:坂本冬美 作詞:たかたかし 作曲:豬侯公章
し はだか
どうせ死ぬときゃ裸じゃないか
反正死的時候不就是身無一物兩手空空
ゆめ ゆめ
あれも夢なら これも夢
那也是夢一場 這也是一場夢
ぐ ち げんかい
愚痴はいうまい 玄界そだち
不發牢騷訴苦 玄界灘成長的男子漢
おとこ いのち なさけ
男 命を 情にかけて
將情繫男兒的生命熱誠
たいこ あば う
たたく太鼓の 暴れ打ち
賣力地敲擊太鼓豪邁狂野地敲擊
げんかい くろしお
あれは玄海 黒潮が
那是玄海灘上的黒潮
かぜ さかま なみおと
風に逆巻く 波音か
迎著風的波濤洶湧是狂潮怒吼聲嗎
ぎおん なつまつ
それとも祇園の 夏祭り
或者是祇園的夏日祭典
ひび たいこ う
響く太鼓の あばれ打ち
豪邁狂野擊打著震徹雲霄的太鼓聲
あか ちょうちん
赤いほおずき 提灯に
祭祀的紅紙燈籠
から こい いと
ゆれて絡んだ 恋の糸
纏繞的愛情絲線飄盪著
はな さくらぎ まつごろう
花なら桜木 松五郎
花是櫻花樹男子漢是松五郎
た いさ ごま
ドンと断ちきる 勇み駒
果斷英勇的猛駒
みぎ ひだり
右とおもえば また左
忽焉在右忽焉在左
ひ ふ
ばちとばちとが 火を吹けば
鼓槌與鼓槌擊出火星
はやせと ち なみ
早瀬飛び散る 波しぶき
急流險灘飛散著海浪飛沫
いじ うで どきょう
意地なら腕なら 度胸なら
倔強臂力和膽量
むほういちだい おとこだて
無法一代 男伊達
無法一代 男子漢俠義
やぐら だいこ あかし
櫓 太鼓の 灯がゆれて
架著太鼓的高台上 燈光搖曳著
そろ ゆかた なつ
揃い浴衣の 夏がゆく
隨著祭會清一色穿著浴衣的夏天流逝而過
ひと ま
ばちのさばきは 人には負けぬ
靈敏的揮鼓技巧 決不輸給他人
おとこ
なんでさばけぬ 男のこころ
卻偏偏不能處理 這顆男子漢之心
こくらなだい むほうまつ
小倉名代は 無法松
在小倉享有盛名的 無法松啊
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