男の情話-坂本冬美
男の情話/坂本冬美
詞:松井由利夫
曲:猪俣公章
(一)
いじ とお なさ か
意地を通せば 情けが枯れる
ゆめ あ
夢にすがれば つき当たる
せけん しょうち うえ
それが世間と 承知の上で
き みち おとこ
決めた道なら 男なら
な ぬ よる あめ
泣くな濡らすな 夜の雨
(二)
ほ おんな ほ い
惚れた女に 惚れたと言えば
かた むね うち
片がつくのに 胸の内
ゆ いのち
くれと言われりゃ 命もやるが
いま くろう わた ぶね
今は苦労の 渡し舟
こい なが
恋におぼれりゃ 流される
(三)
つよ おとこ
強いばかりが 男じゃないと
あめ とお
雨のすだれが 通せんぼ
やぶ ばんがさ さか ふ
破れ番傘 逆さに振って
おぼ す ぜりふ
ひとつ覚えの 捨て台詞
おれ だれ
俺がやらなきゃ 誰がやる
<男人的情話>
(一)
倔強而固執己見的話戀情會枯竭凋零
依靠夢想的話會遭遇難關
而且早已知道那就是社會
身為男人於既經決定的路
不該哭不該被淋濕在夜雨中
(二)
跟心儀的女人說「我愛妳」
了卻自己內心裡層的心事
任何事只消對我說不惜生命也願為妳付出
雖然我現在就像辛苦的渡船
一旦沉溺愛河一不小心就會被沖走
(三)
不是男人就一定能夠堅強的
雨(雨簾)困住不能向前行
將破的油紙雨傘倒過來揮搖
老一套的即興臺詞
我不為妳做(打拼、努力、付出)誰來做呢